ニコチンの依存って実はたいしたことないんです。
このページをクリックしてくださった皆様は、煙草をやめたいような気がしているけど踏ん切りがつかない、煙草をやめた方がいいと漠然と思っている、何度もチャレンジしたけどやめられないetc、そんな方々なのではないかと思います。
私は煙草を8年くらい前に辞めました。いつやめたのかすらもわからないレベルで、むしろタバコ吸ってたかな?くらいのイメージしかもう持てないくらいタバコに全く興味がありません。
辞めた当時は20代後半でした。吸い始めたのは14歳(未成年の喫煙は法律で禁止されています。)。喫煙歴は10年以上ありました。
私が辞めた理由はズバリお金です。値上げばかりで増える経済的負担。それになんだか体調が悪い、毎日健康に過ごせてお金も浮くんだったらそんなにいいことはない、そう思い至って禁煙を開始いたしました。
だがしかし、皆様もご経験があるかもしれませんが、禁煙を決意して3時間後、我慢できずに一本吸い、また辞める決意をしては数時間後に一本、やめられない自分に自己嫌悪しながらももう一本。タバコと言う習慣を断つには、ただ「我慢する」それだけでは越えられない大きな壁がありました。
私が試した事は、禁煙外来、禁煙セラピーの本を読む、禁煙グッズを使う、というみなさま既にご存知の内容です。この中で効果を実感したのは、「禁煙セラピー」でした。この本があったからこそ、マインドチェンジが可能になり、習慣という行動を変えることができたのは間違いありません。
なので皆様、今一度、自分の心と向き合ってみてください。自分と対話をすることが、煙草をやめるかやめないかを決定するための第一歩です。皆様はなんのために煙草をやめたいですか?なぜ煙草を吸いますか?表面上だけじゃなくて、無意識の自分の心の領域に踏み込む勢いで会話してください。数分じゃなくて、何日も何日も自分と対話して、自分と見つめあって、自分を知ってあげてください。
その後に次のステップです。みなさま、なんのために煙草をやめますか??煙草を吸い続ける決断した方もいらっしゃると思います。それもひとつの素晴らしい人生です。煙草をやめる理由が見つかったみなさま、それはあなたにとっての素晴らしい人生への第一歩です!その理由に向かって、煙草をやめる習慣を身につけましょう。
なのでまず初めに禁煙セラピーを読む事をお勧めします。何故なら有名な言葉にある通り、「思考が変われば行動が変わる」からです。自分では考えつかない、思いつかない思考を本から仕入れて、自分のものにしていくのです。
この本を読んだだけでやめられる人もいるでしょう。ですが私は、この本だけではやめられませんでした。次にしたことは「紙巻きのたばこ」をやめることです。何かいいものはないかと探した結果、私が見つけたのが当時発売前だったアイコスの情報です。これを見た時に、煙を吸わないのであれば、ニコチンは摂取してても体調は改善されるのではないか?と期待して、発売開始後すぐに購入しました。体調が改善されれば、煙草の有害性を実感できるのではないかと思ったのです。
結果はすぐにはわからず、アイコスは1年くらい吸い続けました。この1年の間に、まだ発売して間もなかったアイコスは、機械の不調が度々起こり、買い直しが2回、高額出費のため何としてでもやめたい気持ちが強まりましたが、機械の不調で吸えなかったりして我慢できなかった私は、ある日紙巻きタバコを購入したのです。
その時、煙草をやめられる決定的出来事が起きたのです。なんと、紙巻き煙草が不味くてしょうがないんです。火事の中で煙を目一杯吸い込んだんじゃないかと思う息苦しさでむせ返りました。
そこで初めて「紙巻き煙草の健康被害」を実感したのです。そしてアイコスを吸って緩やかに体調が改善されていた事に気づけていませんでしたが、確実に好転していたのです。私はこの日を境にぴたりとタバコに対する意識が変わり、「美味しいもの」から「具合悪くなる煙」へと変化し、その後一本のアイコスもタバコも欲しくなくなりました。ニコチンの依存って実は大したことないんだなって実感した出来事です。大変なのは、思考を変えて行動を変えることだったんです。
私の禁煙体験は以上です。私はアイコスでしたが、今の時代、たくさんの煙草の代替品が発売されています。皆様にあった禁煙方法をぜひ見つけてみてください!その先に、皆様が煙草をやめる理由に掲げたできごとが実現するのを待っています。
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